槍ヶ岳 北鎌尾根(1985年9月)

投稿日: 1985年9月14日 | カテゴリ:『登山』>北アルプス

湯俣から北鎌尾根を踏破して槍ヶ岳に登頂した記録です。

1985年
9月14日
  7:00 七倉
  8:10 高瀬ダム
  11:30 湯俣
  13:30 千天出会
  15:30 北鎌沢出会
9月15日
  6:00 北鎌沢出会
  8:30 コル
  11:00 独標
  15:00 槍ヶ岳頂上

9月14日
体は絶好調というわけではなかった。夏の間の不摂生がひびいているのであろう。13日1日休養したことを支えに出発する。大町から七倉まではタクシー。4000円ほどの出費だが持ち時間が少ない理由からして仕方のないことであろう。
湯俣まではかって歩いたときよりも距離を感じさせなかった。水俣出会から千天までの間の道は、危険箇所があるが、それらにはザイルが張ってあり、道筋もかなりはっきりしている。迷ったり、転落したりすることはないであろうが、悪天の場合は入るのを見合わせた方がよいかもしれない。貧乏沢出会付近を過ぎると急に川原が広がりすぐに北鎌沢出会いに着く。出会いには水がないというので、手前の広い川原に天幕を張る。20人程度の入山者。

9月14日
北鎌沢出会は少し狭いがケルンがあるし上を眺めれば尾根に突き上げている二本の沢が明瞭に確認できる。一気に上れそうだが荷が重いとなかなか高度が稼げない。独標までの岩陵コースは踏み跡を忠実に辿っていけばさほど難しい所はない。独標も千天側を巻けば難なく越えられる。1箇所固定ザイルが設置されているが、これがないとちょっと難しいところがある(2m程のチョックストーン)。
全体について言えることだが、ザイルと三つ道具の持参は必要だろう。固定ザイルが破損している場合とか、頼りにならない場合には、自ら確保して登らなければならない箇所が多くあるからだ。また天候判断にも十分留意することが必要だ。乾いた岩と濡れた岩の違いは雲泥の差だからだ。
天候もよく、ザイル持参ならばまず進退にきわまるということはない。重要なことは北鎌程度の岩陵歩きの場合には、ルートファインディングにあるということだ。易しい所を見極め、拾っていけばキレートなどと同等の難度であろう。

独標
独標を越えた辺りから見る
槍ヶ岳(右の突起は小槍)

 

 


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