失業率は大台の10%を突破-10月の雇用情勢

10月6日、米国労働省統計局は、10月の雇用統計を発表した。非農業有給雇用職の減少は19万職に留まったが、失業率は82年以来、10%の大台を突破した。GDPの第3四半期の伸びは、年率換算で3.5%と生産面では回復の兆しを示しているが、雇用情勢は一向に明るさを見せていない。パート職に固定せざるを得ない労働者と休職活動を諦めた労働者を含めれば、失業率は17.5%に昇るという。雇用の減少は既に22ヶ月続いており、6ヶ月以上職に就いていない労働者の数は、560万人に達している。雇用情勢を見る限り、不況の出口はまだまだ遠い先のことである。
参考資料:①最新米国雇用統計、②NPR関連記事:Jobless Rate Highest Since 1983